群馬B級スポット

今現在のカッパピア現状と洞窟観音(山徳記念館)動画

洞窟観音とカッパピアの現状

 

観音山周辺をモペットで散策!高崎中央銀座を通り、今現在(2016年)カッパピアの現状報告と洞窟観音(徳明園&山徳記念館)、観音様をご紹介します。 観音様参道のレトロなお土産屋さんの外観と小鳥のさえずりを聞いて、この日は妙に心が和みました。

 

洞窟観音だけじゃなく庭園や面白漫画が楽しめる!

 

自力で掘った洞窟だけじゃなく、見事な庭園や面白漫画が楽しめる場所、観音山の洞窟観音と今現在のカッパピア跡地、高崎市のシンボル的存在である観音様に行って来ました。

 

今回はツーリングを兼ねて愛車のモペットバイクを飛ばして(本当は非力で飛ばない)、のんびりとカッパピア周辺を散策してきました。
ここでは洞窟観音をメインに徳明園と山徳記念館をご紹介します。

 

観音様参道のレトロなお土産屋さん

 

観音様に続く参道に上州名物、焼まんじゅうの露天風のお店があったので記念撮影を一枚。観音様は相も変わらず良い表情をしております、ハイ。

 

観音様に続く参道と高崎市のシンボル的存在の観音様

 

ここが洞窟観音の入場券売り場。拝観料が大人800円に子供が400円(冬季は価格が変わる)です。ただし拝観料には洞窟観音だけじゃなく、山徳記念館や徳明園も含まれてます。この価格を高いと思うか安いと思うかはあなた次第。
洞窟観音を正面に見て、右側に徳明園と山徳記念館がありました。

 

洞窟観音の入場券売り場

 

まずは洞窟観音についてですが、ここは山田徳蔵さんという新潟生まれの個人が生涯をかけて作った立派な施設です。

 

山田徳蔵さんは群馬に来て呉服商で巨額の財を成した人物。
山田徳蔵さんは稼いだ自分の私財を投じて、88歳で亡くなるまでここの工事を続けました。そして約半世紀という長い期間を擁して完成させた洞窟なんです。

 

中に入って驚いたのが洞窟の坑道長さ、軽く400メートルを超えてます。

 

今でこそ掘削の機械が発達してますが、徳蔵さんが着工したのが大正8年。
もちろん優れた機械などはなく、つるはしやスコップなどの人力で山をくり抜いたのは凄い!の一言。きっと気の遠くなるような作業だったに違いない!

 

400メートル続く洞窟観音の内部

 

山をくり抜いた洞窟の中には、石彫の名工と呼ばれた高橋楽山が生涯をかけて彫刻した観音像に石彫群が安置されている。

 

洞窟観音にある十一面観音

 

洞窟観音の次は回遊式の徳明園に山徳記念館へ

 

鍾乳洞や風穴と同じで中に入るとひゃっこく感じるので、夏場は自然のクーラー状態だ。
とくに目を見張るのが洞窟の最後の方。岩石のような壁面に変わり、霊場の雰囲気がさらに高まり神秘的な空間になっている。

 

出口付近には常不軽(じょうふぎょう)菩薩がいた。法華経に登場して釈尊の前世の姿であったとされる菩薩。

 

下記の写真のように、洞窟観音は入口から入って出口に向かえば向かうほど大掛りな観音像が安置され、見ごたえが出てきます。

 

洞窟観音の常不軽(じょうふぎょう)菩薩

 

入口付近とは壁面の様相も変わる洞窟観音の出口付近。

 

壁面が岩盤のような洞窟観音

 

日本庭園の徳明園

 

洞窟観音の横に併設された日本庭園が徳明園
回遊式の庭園になっていて、今回は一通り散策してみた。ここは県内の三波石を主に、全国から集められた巨岩で構築された庭園になっている。

 

山徳記念館で働く昭和レディーの話では、ここの徳明園は秋の紅葉時期もおすすめみたいです。でもここは禁煙ね!
この後、山徳記念館で働く品の良さそうな昭和レディーと長々と談笑しました。
ちなみにここを訪れた有名人では、浅野温子さんが気遣いが良くて好印象だったそうです。

 

回遊式の日本庭園がある徳明園

 

山徳記念館

 

山徳記念館にはのらくろ二等兵や歴代総理の似顔絵などが展示されている。歴代総理の似顔絵の部屋では、石に書かれた似顔絵もあり、なかなかここは面白いと思った。

 

山徳記念館の歴代総理の似顔絵

 

長々と昭和レディーの良い話を聞いたので、お世辞に買ってしまった手拭は600円ナリ。家に帰って開いてみたけれど、このご時世で手拭1本600円は高い気がした。
だっていかにも吸水性が悪そうな超薄い手拭だもの。

 

でも良い話を聞けたから、まぁーいっか!

 

山徳記念館で買った600円の手拭

 

場所:洞窟観音・山徳記念館・徳明園
住所:群馬県高崎市石原町2857
見学料金:有料(大人800円、子供400円、※洞窟観音、徳明園、山徳記念館共通)ただし冬期料金は少し安くなる
駐車場:大きめの駐車場があり

 

開園:4月〜11月は夏時間営業
開園時間:平日午前10時〜16時、土日・祝日午前10時〜17時(冬期期間は要確認)

 

洞窟観音・山徳記念館の場所とアクセス地図