琴平神社の異なる天狗と洞窟お稲荷様を見てきた!
琴平神社を小型ドローンで飛んだ
高崎市にある多中のこんぴら様で知られる琴平神社。琴平神社境内には溶岩で出来た珍しい洞窟と神社を見守る異なる天狗石像がいます。お正月には達磨市で賑わいます。 また、野良だか飼われているのか猫が多い神社だった。
左右の異なる天狗が見守る高崎市の琴平神社
神社の境内に洞窟がある珍しい光景をご紹介します。家の近所にも神社はいくつかあるけど、境内に洞窟がある神社なんて一つもないし、他の神社でも洞窟は見たことがない! その洞窟があるのが高崎市の琴平神社。風情ある鎌倉街道橋を渡ってここに辿り着きました。
場所は国道17号バイパスから烏川方向に少し入ったところにあります。ちょうど上越新幹線と上信電鉄に挟まれ、城南大橋の近くです。
わからなかったら近所で聞いてみましょう。ただしこの辺りでは、琴平神社と聞くより『多中のこんぴら様』と聞いたほうがわかるらしいです。
案内板によると、元々お稲荷様が祀られていたこの地に、高崎藩士の寺田宗有が一昼夜で讃岐から分霊を勧請したらしい。
一昼夜ってまる一日(24時間)ですよね?
県内の館林でも遠いというのに四国の香川とは・・・。寺田宗有さんはどんな乗り物で?また友達にドラえもんでもいてどこでもドアを使ったのかな?
讃岐といえば四国の讃岐うどんで有名な香川県。ウィキペディアで調べたら香川県の金刀比羅宮(ことひらぐう)が総本宮。香川県でも『こんぴらさん』として親しまれてる模様。ちなみに琴平神社(ことひら)、金比羅神社(こんぴら)、金刀比羅神社(ことひら)、事比羅神社(ことひら)などがそうみたい。
琴平神社の門には迫力満点の仁王像が鎮座しております。見ての通り目力が半端ない!こりゃあ大魔神や歌舞伎系の眼力だな。
本殿、拝殿に向かう階段の手前には左右に天狗像があります。右が大天狗石像に左が烏天狗石像。
まずこの烏天狗を見た瞬間、子供の頃に再放送で見た、ある怪獣映画を思い出した。その怪獣映画は日活が制作した『大巨獣ガッパ』だ。
でもガッパのモデルは名前からして『カッパ』だと思う。 琴平神社に鎮座しているのは『天狗』だから、カッパと天狗は似ているってことかな?
それにしてもガッパに似ているカラス天狗さま。ガッパの由来はカッパではないのかもね。
こちらが琴平神社の拝殿に向かう階段前の右側を見守る大天狗像。大天狗はガッパにイマイチ似ていないかな。でも、どちらも眼力が際立つ感じ!
拝殿に飾られている色鮮やかな天狗のお面。よく見るとこれもカラス天狗に大天狗さまだ。下も天狗かぁ?イースター島のモアイにも見えなくはない。
境内に洞窟がある珍しい光景は高崎の琴平神社
このように、境内には洞窟が見える珍しい神社なんです。洞窟の上は神社が隠れるくらいの木が生い茂ってます。
このような神社の光景はこんぴら様が初めてだ!なんて日だ!
この地は元々お稲荷様が祀られていたと言うように、洞窟の中にはお稲荷様が祀られている。左右には「和田稲荷大明神」の提灯が。
和田稲荷大明神の提灯の下には大小さまざまな『こんこんちき』が祀られている。屋敷稲荷のような位置付けなのだろうか?
琴平神社の案内看板。高崎藩にドラえもんでもいたのかな。どこでもドアがあれば一昼夜でも可能だと思いますが・・・。
ここにも異なる天狗の絵馬が奉納されていた。琴平神社は本殿の横にも大黒天が祀られていたり、大きなケヤキに絵馬殿があったり、境内には洞窟に飯玉神社と、なかなか見所が多く楽しめる神社でした。
場所:琴平神社
住所:群馬県高崎市新後閑町270
見学:無料
駐車場:あり
※毎月10日が縁日で正月には達磨市もやっている
琴平神社の場所とアクセス地図