群馬B級スポット

赤城山が見える伊勢崎市の国定忠治のお墓へ

赤城山が見える国定忠治のお墓に行って来ましたのでレポートします。入り口の看板には国定忠治のお墓と遺品陳列所があると書いてあります。入口の桜がキレイに咲いてました。ちょうど満開だなと思いつつ、大親分のお墓参りです。

 

ここは国定忠治の生れ故郷である昔なら上州は国定村。現在は伊勢崎市国定町になりますが、養壽寺の隣には葬儀場がありました。

 

天台宗金城山養壽寺

 

入ってすぐ右には天台宗金城山養壽寺の住職が住んでいる感じの古そうな家屋があります。庭もよく整備されてます。

 

庭の掃除でレレレのオジサンが頭をよぎった。相変わらず・・・乏しい脳みそみたいです。

 

住職が住んでいるとみられるお家

 

入って目の前には立派な養壽寺の本堂がありました。

 

天台宗金城山養壽寺の本堂

 

天台宗金城山養壽寺の本堂アップ

 

養壽寺の右横に国定忠治の遺品館があったのですが、残念ながら鍵がかかっていて見ることができませんでした。

 

いつ解放されているのだろうか?ちなみにその説明はなし。

 

国定忠治の遺品館

 

お墓の入り口には国定忠治八木節祭記念碑が奉納されてます。これもご立派!地元の八木節保存会が建てたようです。

 

奉納された八木節記念碑

 

長岡忠治之墓と国定忠治のお墓が隣り合わせ

 

さらにご立派な「長岡忠治之墓」。長岡は国定忠治の本名です。明治42年12月に長岡利喜松、波三郎、石次郎により建立されてます。

 

長岡忠治のお墓

 

長岡忠治之墓の隣に囲いされた国定忠治のお墓があります。

 

国定忠治らしい地酒の赤城山(近藤酒造)が供えてありました。
お酒と国定忠治って、何だかマッチするよなぁ〜。なんてったって国定忠治は江戸時代後期の侠客ですからね。酒とか博徒とか親分・・・そんなイメージです。

 

囲われている国定忠治のお墓です

 

国定忠治のお墓が囲われているのには理由があって、現在は墓石の保護のために囲いがしてあります。

 

囲いの理由は、全国のギャンブラー好きがここを訪れ、国定忠治の墓石を削って肌身につけると賭けごとに強くなる・・・というような逸話が広まり、墓参りに訪れては削って持ち帰る人が多くなってしまったことで、それを食い止めるために現在では柵で囲われています。

 

お墓の文字も判読できないほどに削られていますが、現存維持は出来ている模様です。

 

でも忠治が関所を破ったように、囲いも低くてすぐに破られそうですが・・・

 

囲われている国定忠治のお墓

 

忠治のお墓の前には賽銭箱もあります。やっぱり賭け事にご利益があるのかな?

 

小生もお賽銭を入れて手を合わせました。

 

国定忠治のお墓

 

囲いには鍵はかかっていません。無防備ですが、人を信用しているのでしょう。

 

後ろから見た国定忠治のお墓

 

後方から見た忠治のお墓です。左側には赤城山が見えます。

 

養寿寺境内には椎名庄次郎さん寄贈の延命地蔵堂があります。延命地蔵堂の内部には延命地蔵尊が鎮座していましたが、こちらも鍵がかかっていてお参りできませんでした。

 

延命地蔵尊

 

場所:国定忠治のお墓(養寿寺)
住所:群馬県伊勢崎市国定町1丁目1247
最寄り駅:国定駅

 

国定忠治のお墓の場所と地図


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