昔は藪塚ヘビセンターと呼んだジャパンスネークセンター
昔は藪塚のヘビセンターと呼んでいたけど、今は太田市のジャパン・スネークセンター(JAPAN SNAKECENTER)が正式名称です。
調べるとここの開園は1965年5月からと古く、日本だけでなく海外のヘビの研究や飼い方をはじめ、咬まれたときの処置や対処方法の研究も進んでいる様子。さらに日本で唯一のヤマカガシの毒に対する血清を製造していて、咬まれた際は空路と陸路で搬送を行う体制が取られている模様ですね。
また、今回は行きませんでしたがスネークセンターの隣には、木枯紋次郎などの舞台セットがある上州三日月村があります。昔は入口で古銭に換金してから入場した記憶があります。江戸時代を再現してある三日月村には、絡繰屋敷(からくりやしき)や不思議な体験ができる部屋などがありましたね。確か古銭で焼まんじゅうも食ったなぁー。
車は観音口専用駐車場(有料)に止めてジャパンスネークセンターに入場しました。こっちは蛇センターの南口になります。
入場観覧料金は大人1000円、子供が500円(4歳〜小学生まで)でした。観覧券には、日本蛇族学術研究所(財団法人)と書いてあります。観覧もできますが、ここは全国的にも貴重なヘビの研究所なんですよね。
研究所らしく、この日は白衣を着た研究員の採毒実演を見ることができました。ジャパンスネークセンターには室内にも蛇、室外にも蛇、食堂にも蛇、まさに蛇、蛇、蛇です。
ヘビ嫌いの方にはちょっと無理な場所ですね。
基本的に私もヘビは好きではないけれど・・・ね。
南口から入っていくと自然の中にジャパンスネークセンターがあります。いろんな催しがあって、ニシキヘビに触れ合えたり、ヘビの食事風景を観察できたりします。
来ればわかると思うけど、園内に入ると不思議と木の上にもヘビがいるんじゃないかと不安になります(笑)
ジャパンスネークセンターには室内に熱帯蛇類温室があります。そこには猛毒のキングコブラなどの世界のヘビが生きたまま展示してあります。
日本では見慣れない脱皮中のヘビ。
生きている珍しい白ヘビ。この白ヘビを見たからご利益があるのかな?アメリカ産の真っ白いヘビでした。なぜか友人とホワイトスネークに一礼してここを退散!
室内には毒蛇が多い。子供の頃に頭が三角のヘビには気をつけなさい!と言われた記憶があるけど、ここにはそんなヘビばっかりだ!
人間に慣れているのかヘビのアクションが少ない。ガラス越しにいてもおとなしいヘビが多い。ガラス越しにいるから気がでかくなって、アクションが少ないヘビに少し物足りない感じがする!
全国から危険な蛇が押収されている
最強の毒蛇ブラックマンバがいました。しかもこれって押収物だとか。
こんな危険で猛毒のヘビを飼おうとする方の神経がよくわからない。飼われていたヘビが押収されてジャパンスネークセンターに引き取られたようです。しかし、ブラックマンバは猛毒とは思えない面構えをしています。毒々しくないヘビと言った感じ。
まん丸の目は猛毒とは思えない感じ。でも噛まれたらあの世行きが確定する!
ジャパンスネークセンターのヘビ料理は無理でした
ジャパンスネークセンターにはヘビ料理があり、食べたければ食堂でヘビを使った料理が食べられます。小生は鰻やアナゴも好きではないので、ヘビ料理なんて考えただけでも絶対に無理だ!
ヘビ料理は無理でしたが、食堂に行ってメニューは見てきました。メニューには普通っぽいラーメンやそば、ビーフカレーなどがありますが、マムシのから揚げがありました。また、蒲焼き定食というのがあり、これもマムシを使った蒲焼き料理みたいです。
マムシ料理なんて、いかにも精がつき元気になると思うのですが、そんなもん食えるかーって思った。何か普通の料理にもヘビが入っているような気がして、食堂での飲食は断念してあっけなく退散しました。
ラッキーでした、ハブの採毒実演を見ることができました。研究員の方が詳しく説明してくれて、まじかで迫力あるハブとハブの採毒を見れました。ヘビも触らせてくれて、良い経験ができた。生で触ったのでお金が貯まるかも?!
また研究員の方を見て、ウルトラマンの三面怪人ダダの回を思い出した。ちなみにダダの回は第28話、「人間標本5・6」だった。これは、わかる人にはわかると思う。
みんな怖がらずにヘビを触っている。今時いい経験だと思う!
ジャパンスネークセンターの外には、あちらこちらにシマヘビやマムシなどの放し飼いが見れます。もうシマヘビがうじゃうじゃいた。
まさにヘビ、ヘビ、ヘビだぁ。。。
木の上や囲い内の電信柱の上にはヘビがたくさんいました。前に来た時はこんなにヘビはいなかったから、来る時期によって違うと思う。
白蛇観音がそびえ立ってます。お賽銭箱に白ヘビがお出迎えしています。
ここは家内安全や交通安全の祈念、ヘビの供養のため開眼したようです。でも、ヘビだからお金に関連することを祈って正解かも。
太田市藪塚のテーマパークなんでしょうが、あちらこちらに老朽化が目立つ施設になってます。パークのところどころに封鎖したアトラクションがあるのに入場料金1000円に駐車料金600円別途は少し高いような気がする。
この日のパークの入場者数を見ても、ここはB級スポットになるでしょう。また、ヘビは冬眠をするので、行く時期によっては損得があると思います。
場所:ジャパンスネークセンター
住所:群馬県太田市藪塚町3318
電話:0277-78-5193
営業:午前9時〜午後4時まで
※ジャパンスネークセンター公式ホームページはこちらです。
ジャパンスネークセンターの場所と地図