モペットで磯部温泉の足湯までツーリング旅へ！
モペットバイクで磯部温泉周辺の散策
今回はモペットバイクに乗って、安中駅を出発して信越線磯部駅経由で磯部温泉の足湯に浸かってきました。磯部公園では、文学の碑や日本最古の温泉記号も見てきました。
足湯の効能と効果
磯部温泉は昔話の舌切り雀に温泉マーク発祥の地
ここはＪＲの信越本線は磯部駅。上りは高崎方面で下りは峠の釜めしでお馴染みの横川駅方面。ここからモペットを自転車モードにして、のんびり磯部温泉街を散策します。碓氷川や磯部公園など、何かと見所が多いと聞いている磯部の温泉街。では。
安中駅から磯部温泉に向かう途中で、セブンイレブン向かいに松岸寺の五輪塔看板を発見！ 思わず寄り道して五輪塔を見学した。ぶらり途中下車の旅みたい。
ここは松岸寺と書いて『しょうがんじ』と読むらしい。
古そうな建物の中に二基の五輪塔があった。
案内板によると、
「空・風・火・水・地」の各輪を「団・半月・三角・円・方」で表して、地輪（ちりん）に「正応（しょうおう）六年四月一〇日」の銘（めい）があるとあった。また、この五輪塔は佐々木盛綱夫婦（ささきもりつな）の夫婦墓といわれている。
ちなみに松岸寺の五輪塔は県指定重要文化財になっている。
ここは舌切り雀のお宿で知られる磯部ガーデンの隣に位置する碓氷川のほとり磯部簗。磯部簗では鮎の塩焼きや鮎の刺身料理が食べられる事で有名。
碓氷川に架かる橋の上には招き猫がいた。そうか、ここは全国的にも珍しい招き猫寺で知られる海雲寺にも近い場所なんですよね。
磯部温泉は知る人ぞ知る、昔話で知られる舌切り雀と温泉マーク発祥の地なんです。
これが磯部公園にある日本最古の温泉記号が描かれている石碑。万治４年って書いてあるけど西暦は何年だ？てなことでググったら万治４年は１６６１年でした。古いなぁーー。
何でも古文書に磯部温泉を記した温泉マークが２つ描かれてあり、専門家が調査した結果、温泉記号は日本で使われた最古のものと判明！
こうして磯部温泉は温泉マーク発祥の地となった模様です。
磯部公園には他にも詩歌が彫刻された石碑が多数設置され「詩碑公園」になってます。
ここでのんびり散策も気持ちいい。
舌切り雀は日本のおとぎ話の一つ
優しいお爺さんと意地悪なお婆さんがいて、お婆さんが雀の舌を切る昔話。人間は欲張るものではない！と教えられる昔話でしたよね。このおとぎ話も磯部温泉が発祥です。
磯部の鉱泉で作られている名物は磯部煎餅。足湯近くでも販売されてます。
今は見かけることがめっきり少なくなった磯部煎餅。どちらかと言えば、個人的には少し湿気た磯部煎餅も好きでした。
磯部公園にも舌切り雀をモチーフにしたものがありました。磯部温泉の最大の売りが、やはり舌切り雀に温泉マークになるのでしょう。
無料で入れる磯部温泉のかけ流し足湯と効能は？
無料で入れる磯部温泉のかけ流しの足湯に友人とのんびり時間を忘れて浸かりました。先客は二人いて、その後もちらほら浸かりに来る人が来た。磯部の足湯はそこそこ人気の足湯スポットです。
気になる足湯の効能は案内看板に書いてあった。
疲労回復や関節痛、冷え性、皮膚病などに効能があるんだって。
基本的に単純な私は、足湯に浸かって帰りには疲れが取れた気がした。
まぁーこれでオールオーケーでしょう！
かけ流しの足湯は湯量もそこそこ豊富ですね。
約１０人が一緒に入れる大きさの足湯になってます。この日は友人を含めて最高人数が４人だったから、かなりゆとりをもって浸かれました。
長野県から一人で自転車旅に来ている若者がいた。話しかけたらこれから伊香保に向かうとか・・・小生には絶対に無理！気をつけてご苦労様ですの思いで別れた。
舌切り雀にあやかったお宿は老舗の磯部ガーデンに磯部館。
平日のわりにはお客さんが多い。磯部温泉は基本的に高速道路からもアクセスが良いので、その分他の温泉地より多少有利に働くかもね！？
利根川水系の碓氷川には釣りを楽しむ人が何人もいた。また妙義山もよく見えて、グラウンドゴルフを楽しんでいる老人たちもいる。
ここは空気も澄んでいて、遊ぶには良いスポットだと思いました。
場所：磯部温泉 足湯
住所：群馬県安中市磯部１丁目１３−１
使用料：無料
駐車場：あり
利用時間：８時〜１９時
※毎月第３木曜日は清掃のため利用不可
磯部温泉 足湯の場所と地図