三夜沢赤城神社はパワースポットです
今回やって来た赤城神社もパワースポットとしても有名です!県道16号を赤城温泉郷の方に曲がらずに直進すると赤城神社の鳥居が見えてきます。
ここは赤城神社の中でも三夜沢赤城神社。読みは三夜沢(みよさわ)の赤城神社です。
この手前の右側に群馬県指定有形文化財の惣門がありました。
ここ、赤城神社は全国に多くの分社を持っています。その数は関東地方を中心に約300社の赤城神社があると言われ、赤城神社でも、ここの「三夜沢赤城神社」と「大洞赤城神社」、また「二宮赤城神社」の三ヵ所があり、中でも山腹の、三夜沢赤城神社、または山頂の大洞赤城神社が総本宮とされてます。
歴史を感じさせる大きな鳥居はよくある朱色の鳥居ではありません。
真ん中は神様が通るから、少し右側を歩いて拝殿を目指します。
鳥居をくぐると右側に何匹もの鯉が泳いでいる神池があります。
お参りする前にここで手を洗って清めました。
また、「サワラの木」があり、 日本樹木医会の協力を得て治療と書いてあります。
日本樹木医会?日本にもいろいろな会があるものだと再確認。
この地域は眼の抱擁には最高の場所。4月中旬には赤城南面の千本桜、5月上旬には赤城神社参道松並木のヤマツツジが満開になります。他にも芝桜や新緑と真紅のヤマツツジなど、ハイキングを楽しむには最高のスポットですね。
境内には杉などの木々が茂っていて、その大きさから歴史を感じることができます。それにしても見渡す限り大きな木ばかりだ。
ここで清めた手を合わせて参拝しました。
群馬県指定天然記念物の三夜沢赤城神社のたわら杉。推定樹齢は300年以上となります。杉の高さは60mで幹囲が6.1m。たわら杉の名称由来は俵藤太(たわらのとうた)に因むようです。
俵藤太が気になる方はググってくださいね。
本殿と中門は県指定重要文化財に指定。拝殿と中門の間の正面には、群馬県指定天然記念物の「たわら杉」がある場所です。
三夜沢赤城神社と赤城神社惣門と真っ赤なツツジ群
祭神は豊城入彦命 (とよきいりひこのみこと)と大己貴命 (おおなむちのみこと)で、三夜沢赤城神社の創建は不詳になっています。
三夜沢赤城神社拝殿の後方に一段高く中門があり、その奥にあるのが本殿です。本殿の中には、内宮殿があるらしいです。
このお水は神域からの尊い湧水です。水道水のように減菌消毒などはしてありません、という看板があります。しかし、ポリタンクで湧水を汲んでいる人が何人かいました。滅菌してない水でも沸かせば大丈夫なのか?
三夜沢赤城神社の失踪事件
未だ未解決の謎めいた不可解な失踪事件
そう言えばここでミステリーな失踪事件が起きてます。
時は1998年5月3日に千葉県の主婦(当時48歳)が忽然と姿を消して、今なお見つかっていない失踪事件(未解決)です。
主婦は家族(夫・娘・孫・叔父・叔母・義母)と赤城神社へツツジ見物に訪れていました。しかし雨のため、神社へ行く夫と叔父以外は駐車場に停めた車の中で待つことに。しばらくして主婦は「折角だから、お賽銭をあげてくる」と、財布からお賽銭用に101円だけを取り出し、神社への参道を登っていった。
これが家族が見た主婦の最後の姿となってしまった。
初めてここに来てわかりましたが、ゴールデンウイーク中にそこそこ人が多いこの場所で、忽然と女性が姿を消すなんてあり得ない感じ。だってホント人は多いし、大の大人を連れ去る場所だって見当たらない。
北の拉致でもなさそうだし、テレビ番組で超能力者の協力を得ても解決していない謎の多い失踪事件。
今日が4月30日なので節目の季節になっている。風化しつつあるけど、出来れば早期の事件解決を願いたいものです。
赤城神社惣門(あかぎじんじゃそうもん) も建立年代は不明とあります。ここ惣門(県指定重要文化財)は、本殿を南へ500mほど下った参道(県道16号)沿いにあります。
赤城神社の参道松並木は、慶長17年に大前田村の川東彦兵衛が太田金山から採取した松苗を植えたのがはじめと伝えられていますね。
赤城神社に続く参道松並木とツツジ群を楽しむための無料駐車場です。
思いのほかツツジがキレイです。いいタイミングで来れました。赤城神社へと続く参道松並木には、ヤマツツジがたくさん植えられているのですね。
真っ赤なツツジは松並木とは対照的。のんびり散策は最高だし、空気も澄んでいて深呼吸が気持ちいい〜!
場所:三夜沢赤城神社
住所:群馬県前橋市三夜沢町114
拝観料:無料
つつじ群:無料
赤城神社・つつじ群駐車場:無料
三夜沢赤城神社の場所と地図