島村渡船場は伊勢崎を流れる利根川にあります
田島弥平旧宅の観光セットで楽しめるのが島村渡船(しまむらとせん)。伊勢崎を流れる利根川を渡す渡船です。しかも乗船料金が無料も嬉しい!
島村渡船の場所は田島弥平旧宅の目と鼻の先にあり、利根川でも川幅が広いところにあります。この時期の運航時間はAM八時半からPM五時までとなっていました。
島村渡船場は江戸時代から始まったと伝えられ、平成24から伊勢崎市に移管され、今は伊勢崎市で運航管理を行っているようです。
渡し船に乗るのは柴又近くの千葉と柴又を渡す江戸川の矢切の渡し以来で楽しみです。
おっと島村渡船場に来たのに渡し船が見えない。向こう岸を見ても船の姿が見えない。
船はどこだ?友人と目を凝らして真剣に船を探す。
看板をよく見ると、船を呼ぶにはポールに旗を立てろと書いてあります。たぶん船と船頭さんは向こう岸にいると思われるので、黄色い旗を立てて、私たちは埼玉側でしばし待機です。
おっと、向こう岸からゆっくりこちらに向かって船が来たー。
小さ目な船が向こう岸からこちらに向かってゆっくり利根川を渡って来ました。普段船とは無縁の生活なので、ちょっと感動。本日は風がなく穏やかな利根川です。
海の男ではなく、川の男が対岸からやってきました。
船頭さんがお待たせしましたと言い、手前にいたら船をちゃんとこちらに寄せてくれました。待ってましたぁ〜って感じです。
優しそうな川の男の船頭さんです。
島村渡船は自転車も一緒に運んでくれます
この船は最大搭載人員9人の島村9号。それに島村渡船では自転車も荷物も運んでくれるんですよね。
救命胴衣をつけていざ出発しようとしたら、自転車の二人組が来ました。ナイスタイミング、向こう岸まで運ぶ、自転車の移動も見れることになりました。
乗客がたったの4人なので船頭さんとの会話を楽しめました。
この辺りの利根川の水深は2〜3メートルくらい。ただし利根川の水位が低くなることがあり、水位の状況によっては運休らしいです。
また、観光のピーク時には数時間待つこともあるらしい。その意味からすると本日の私たちはラッキーなんですよね。
船と船頭さんが黄色の旗を上げてからなかなか来なかったのは、向こう岸に小屋があり、その小屋が川から離れているので、チャリンコで船まで移動するのに時間がかかった模様。
実際にその小屋を見て、遅れた理由にも納得した。
利根川の遊覧を楽しんだ最後に・・・船頭さんが記念にと島村渡船の乗船証明書をくれました。
世界遺産田島弥平旧宅の看板。看板を見てもらえばわかると思いますが、田島弥平旧宅と島村渡船場はすぐ近くです。
島村蚕のふるさと公園には大きい駐車場もあります。二つのセットで楽しむのがおすすめです。
場所:島村渡船
住所:伊勢崎市境島村
運航料金:伊勢崎市道のため無料
島村渡船の場所と地図