群馬B級スポット

曹源寺は三大さざえ堂の一つで太田市にある曹洞宗の寺院です!

曹源寺さざえ堂

太田市にある曹源寺(そうげんじ)のさざえ堂は、公式名称は「祥寿山曹源寺」言います。
曹洞宗の寺院であり、曹源寺の境内には珍しい螺旋状の建物として知られています。
福島県会津若松市の「会津さざえ堂」、埼玉県本庄市の「百体観音堂」とならぶ「日本三大さざえ堂」の一つです。

 

歴史

1187年(文治3年)に新田義重が娘である祥寿姫の菩提を弔うために六角堂を建てたのが始まりとされています。

曹源寺

現在のさざえ堂は、2度の火災後に1793年(寛政5年)頃に建てられました。
内部が螺旋状であることから「さざえ堂」と呼ばれています。
2018年には国の重要文化財に指定されました。

 

特徴

さざえ堂内部

内部は螺旋状の回廊になっており、同じ場所を二度通らずに元の場所に戻れるという珍しい構造になっています。

百体の観音像

堂内には、秩父、坂東、西国の各霊場にちなんだ百体の観音像が安置されています。
また、巡礼をしたのと同じ功徳が得られると言われているので、忙しい人にはおすすめです。
外観は二層に見えますが、実は内部は三層構造になっています。
日本に数少ないさざえ堂の中でも、曹源寺のものは最大規模で最古級とされています。
江戸時代後期に東北から関東地方にかけて見られた特異な建築様式である三匝堂(さんそうどう)の一種と考えられています。
仏教の右繞三匝(うにょうさんぞう)という礼拝の形式を建築に取り入れたものとされています。

群馬のあじさい寺

境内には多くのアジサイが植えられており、「群馬のあじさい寺」としても知られています。

 

曹源寺のさざえ堂は、その独特な建築様式と歴史的価値から、多くの人々が訪れる観光スポットとなっています。

 

場所:曹源寺(さざえ堂)
住所:群馬県太田市東今泉町165
拝観時間:10:00〜12:00、13:00〜15:00(事前に確認が安心)
定休日:不定休(事前にホームページで確認が必要)
拝観料:一般300円、中学生以下無料(保護者同伴に限る)
駐車場:無料あり

 

曹源寺(さざえ堂)のアクセス