赤岩光恩寺は群馬県邑楽郡千代田町にある最古のお寺です!
光恩寺(こうおんじ)は、群馬県千代田町にある最古の高野山真言宗のお寺です。約1200年前に開かれたと伝えられています。
光恩寺は、別名、赤岩不動尊と呼ばれています。
境内には日本初の女医である荻野吟子氏の生家から移築された旧長屋門があります。
また、国指定文化財の銅五種鈴や阿弥陀三尊像など多くの文化財を所蔵しています。
境内にはアジサイや睡蓮などの季節を彩る花木も豊かで、秋には十月桜と紅葉とのコントラストも楽しめます。
歴史
寺伝によれば、雄略天皇が穴穂宮のために、全国に勅して建立させた九ヶ寺の一つとされています。
推古天皇33年に高麗王から遣わされた僧・慧灌(えかん)が当地で仏法を説き開山したとされています。
山門をくぐると紅葉や銀杏など花木に恵まれた境内が広がり、正面に本堂があります。
主な願意は、厄よけや方位よけ、身体安全、商売繁盛、痔封じ、虫封じ、渡航安全などがあります。
ここは、受験前に訪れたい合格祈願におすすめのスポットなのです。
合格の門(吟子さんと合格祈願)
特定の試験や資格試験などの合格祈願に来る人が多いスポットです。
「吟子さんと合格祈願」は、受験生や学問、夢に向かって頑張る人を応援するイベントです。イベント期間中は期間限定で特別開門しています。
出典:Wikipedia
日本初の女性医師である荻野吟子氏が、この門をくぐって上京し、医師国家試験に合格したことに由来しています。
境内にある長屋門「合格の門」は、期間限定で特別開門します。祈願したい人はぜひチェックしてみて下さい。
金剛・胎蔵竜王天井画
本堂内の天井には吉田左源二氏によって描かれた、70畳にもおよぶ大きさの日本屈指の竜王画を見ることが出来ます。
海底から上空へ昇る胎蔵竜王と天空から降りて来る金剛竜王を表して描かれています。
作者の吉田左源二画伯は、東京芸大名誉教授で主に皇室の作品制作で知られます。
釈迦涅槃像
光恩寺の黄金に輝く釈迦涅槃像は、光の涅槃堂に鎮座しています。
足の裏を触れるとご利益があるらしい。
重要文化財(国指定)
銅五種鈴
鎌倉時代の作品として推定される密教宝具の鈴です。現在は非公開です。
県指定重要文化財
阿弥陀三尊像
地蔵菩薩画像板碑
町指定重要文化財
梵鐘
登録有形文化財
石蔵
客殿
庫裏
長屋門
場所:光恩寺
住所:群馬県邑楽郡千代田町赤岩1041
拝観時間:9:00?16:30(堂内見学希望は事前に電話)
駐車場:あり
光恩寺のアクセス