高崎市の千人隠れを空撮動画でご案内します!
神秘的な千人隠れを空撮した
知る人ぞ知る高崎の千人隠れ。高崎の観音山の裏手に雁行川が流れています。その上流に鴻ノ巣二号橋が架かり、橋の横を降りて行くと千人隠れがあります。少し紅葉した千人隠れの場所を上空から動画で撮ってご紹介しています。
秋田や愛媛の千人隠れではなく、高崎の千人隠れ
愛媛県や秋田県にもそこそこ有名な千人隠れという小さな洞窟がありますが、こちらはあまり知られていない高崎市のB級スポットの千人隠れです。
場所は観音山の裏側になり、白衣大観音の人混みとは大違いで、名前が千人隠れというように、人気が少ないところにその隠れ家は存在しています。
吉井方面に抜ける雁行川にかかる橋の横を降りていくと、千人が隠れられる場所?「千人隠れ」があります。こんな場所に千人が身をひそめる広さかぁ〜、ちょっと好奇心がわいてワクワクします!
なんかのどかだよなぁー、入口付近にベンチが一つだけありました。とても静かな場所で、鳥の鳴き声と川のせせらぎが良く聞こえます。どちらも癒し系の効果音ですね!
林道の終点地点に鴻ノ巣二号橋がかかり、その横を降りていくと隠れ家に行きつくようです。昼間でも車も通らないとっても静かな場所です。
ワクワクするから早速に降りてみます。
少し足場が悪いので、足元に注意しながら千人隠れまで向かいます。人があまり来ないせいか少し足元が滑りやすくなっている。ここに来る人は要注意です!
大勢の武士が難を逃れて隠れた場所が千人隠れ
何だぁ!気合を入れて階段を下りたのに、あっという間に千人隠れに現着です。千人隠れの入り口には環境庁の案内板が建っている。
環境庁の案内板によると・・・
むかし戦いに敗れた大勢の武士が難をのがれて隠れたり、天明3年の浅間山爆発の時は、 近くの人たちが降灰からのがれてここに集まったりしたといわれています。 確かにここにいれば他の所から全く見えないので 「千人隠れ」と名付けられたのでしょう。下を流れる川は雁行川の上流で、 「高麗蛙(こまがえる)」というカジカガエルが生息しています。
高麗蛙?カジカガエル?調べたら、このカエル鳴き声が特徴的で、ぴょん吉みたいにペットとして飼育されることもあるらしい。
なーるほど、ここが千人隠れの場所!
千人は例えであって、そこまで多くは隠れられないけど、そこそこの人は身を隠すことができる感じだね。
岩が削られて屋根になっているので、ここにいれば雨が降ってきても濡れません。確かに案内板に書いてあるように、ここにいれば火山灰が降っても大丈夫な場所だわ。
なぜか地面の砂がサラサラな感じでキレイに整ってます。まるで野球のトンボで誰かがならした感じにね。5回の攻防の前に誰かならしに来てるのかな?
帰りも近いので疲れません。ここは押さえておいて・・・、もし今後浅間山が大噴火した時には、小生ここの千人隠れに逃げ込もうと思います。
名称:千人隠れ
住所:群馬県高崎市吉井町上奥平付近
見学料:無料
駐車場:なし
千人隠れの場所とアクセス地図