モペットバイクで荻野屋歴史資料館と碓氷関所跡へツーリング
モペットで横川駅周辺を散策した
国道18号沿いにある安中市のレトロ自販機、ピーパック飯島屋を出発して、横川駅(おぎのや横川店)⇒おぎのや本店(荻野屋資料館)⇒碓氷関所跡に行って来ましたのでレポートします。おぎのや本店では峠の釜飯を食べてきました。
横川駅前にある荻野屋本店と荻野屋歴史資料館
国道18号沿いのピーパック安中飯島屋でコーヒー休憩をして、横川にあるおぎのや歴史資料館、碓氷関所跡へ行って来ました。
相変わらずの飯島屋の傾いた建物と独特な屋根を見て、この見事な形状が芸術的な作品に見えてきました(笑)この日先客は二名、なかなか飯島屋さんは繁盛しております。
モペットバイクで信越本線横川駅を目指し、予定通りにお昼前に横川駅に到着。もちろん昼食に峠の釜めしを食す為の時間設定です。
今の横川駅は北陸新幹線の影響を受けて、1997年以降に信越本線の終着駅となっています。おぎのや(峠の釜めし)も、横川ドライブインの方は混んでいても幹線道路から外れた本店の方は人があまりいないので穴場です。横川駅の隣で駅弁として峠の釜めしを販売中。
写真のように横川駅の真ん前におぎのや本店があり、本店の真ん前に荻野屋歴史資料館があります。荻野屋資料館は無料で開放中!
資料館には何度か来ているけど館内のレイアウトが毎回変わっているので、展示物に多少の進展があるのだと思う。
おぎのや及びに峠の釜めしが全国に知られるようになったテレビドラマが『釜めし夫婦』。 館内には当時の釜めし夫婦の撮影風景などが展示されている。ドラマの内容はおぎのや四代目がモデルになり、釜飯を考案して駅弁日本一になるまでのストーリー。
主演は昭和の大女優、池内淳子と田村正和の兄、田村高広が出演。フジテレビ系列で放送され、テレビの影響が凄かった時代、おぎのやとしても良い宣伝になったのは間違いない。
こちらは開店当時のおぎのや横川ドライブインの画像。
開店当時、国道18号線は長野と新潟に抜けるメインの幹線道路だったから、笑いが止まらないほど釜めしは儲かったと思う。
ここは場所的にも碓氷峠の手前だし、今でも絶好の休憩ポイント。峠の釜めしのネーミングも良かったと思うなぁ。
山々を見ながら峠の釜めしを食べて碓氷関所跡へ
荻野屋歴史資料館は無料で入館できるうえ、横川駅と釜めしに関する歴史がわかります。館内には懐かしいポスターや年表、鉄道グッズなどが展示してあるので、電車好きの方にもおすすめのスポットだと思います。
それほど大きくない館内には宮内庁御用達の釜めし容器や釜飯容器のできるまでなどが詳しく展示。な〜るほどの展示物が二部屋に飾られています。
峠の釜めし販売台車と歴代のパッケージ。
横川駅の隣には、昔から営業している立ち食いそば&うどんの売店があります。もちろんこちらでも峠の釜めしが買えますが、あなどってはいけないのが素早く出来上がるそば&うどんの麺類。
麺類の駅そば&駅うどんはシンプルに美味いっすよ!
ここでは麺類を食べることも多いのですが、今回は天気が良いので駅の隣にある売店で釜めしを購入。山の景色を楽しみながら外で釜飯を食べました。
昔は釜めしの具材に入っている杏子が苦手だったけど、最近は食べるようにしている。何でも杏子は整腸作用があるんだって。美味いとは思わないけど一応食べられるんだー。
お腹もいっぱいになって、最後に碓氷関所跡にやって来ました。碓氷関所跡は横川駅から軽井沢方面に5分くらいの場所にある。
碓氷関所跡
碓氷関所は江戸幕府によって設置。箱根関所とともに最も重要な関所とされたのが碓氷関所だった。門柱と門扉は当時のもの。
ここは中山道の重要な交通の要であったため、とくに「入鉄砲と出女」を厳しく監視したと書いてある。江戸に入る鉄砲と大名家族の女性が出て行かないように監視した場所。当時、関所破りは重大な犯罪でしたからね。
場所:おぎのや本店(荻野屋歴史資料館)
住所:群馬県安中市 松井田町横川399
見学料:無料
駐車場:あり
営業時間:10時〜16時
※近隣の名所として碓氷峠鉄道文化むら
場所:碓氷関所跡(群馬県指定文化財)
住所:群馬県安中市松井田町横川573
見学料:無料
駐車場:なし
※関所資料館(開館:9時〜16時)
おぎのや本店(おぎのや歴史資料館)の場所と地図