群馬B級スポット

城下トンネル付近には供養塔がある心霊スポットです

城下トンネル文字盤

城下トンネルと書いて、城下トンネル(しろおりトンネル)と読みます。ここは桐生市北部の黒保根地区にあり、黒保根町宿廻と黒保根町下田沢を結んでいるトンネルです。
あれ?って思ったのですが、ここの住所は、何故かみどり市ではなく桐生市になるのですよね。みどり市を抜けた先が飛び地合併して桐生市になってます。

 

城下トンネル1

このトンネルでは昔から異常に事故が多く、県内でも有名な心霊スポットです。
城下トンネルは足尾を通って日光まで行ける国道122号線にあります。トンネルの長さは短めの約75mほどで、国道なので交通量は多く、近くには旧黒保根村の元村長だった田沼新平氏によって、供養塔が建てられています。

 

城下トンネル旧道

日光に向かいトンネルを抜けると、トンネルの脇には旧道がありますが、現在は雑草が生い茂り通行止めになっています。トンネルの先には右側に供養塔が建立されています。

 

城下トンネルが心霊スポットの所以

 

城下トンネルが心霊スポットとして呼ばれるようになった所以はいくつか理由があります。

 

トンネル内で目撃される心霊現象

城下トンネル内

城下トンネル内では、女性の霊や首がない人間の霊の目撃例が数多くあるようです。

 

近くに建てられた供養塔

城下トンネル供養塔

ここでは交通事故が頻発して多数の負傷者と死亡者が出たため、旧黒保根村の元村長だった田沼新平氏によって、1985年に供養塔が建てられています。また、田沼氏自身もトンネルで心霊体験をしているようです。

 

処刑場と足尾銅山労働者の処分場

戦国時代の首切り処刑場と足尾銅山の労働者が過酷に耐えられず逃げ出す者の処分場でもあったようです。その怨念が霊として出るのではないかと言われています。
また、1947年に発生したカスリーン台風による死者の魂が成仏できずに出るのではないかと言われています。

 

わたらせ渓谷鐵道の城下トンネル

 

付近には、わたらせ渓谷鐵道が並行して走っています。

 

城下トンネルわたらせ渓谷鐵道

わたらせ渓谷鐵道にも城下トンネルがあります。こちらは川口川に架かる城下橋梁とともに国の登録有形文化財となっています。

 

城下橋梁わたらせ渓谷鐵道

 

スポット:城下トンネル
住所:群馬県桐生市黒保根町宿廻
見学:常時無料
駐車場:特になし

 

 

城下トンネルの場所と地図