群馬B級スポット

鼻毛石町の読み方と観光で人気の鼻石をご紹介します!

鼻毛石東信号

鼻毛石と書いて(はなげいし)と読みます。県内の珍地名ナンバーワンといわれる鼻毛石町は、群馬県前橋市の地名です。
思わず笑っちゃう地名を確認するために赤城の南面までやって来ました。
近くの信号機にもちゃんと「鼻毛石東」と記されていました。

 

赤城寺

場所は赤城山の南面になり、フワラーパークの南側になりますね。
鼻毛石交差点を東に約500mほど進み、赤城寺手前の防火水槽のある路地を北に上ると10mほどのところにある大きな岩がしめ縄をかけて鎮座しています。これが鼻石です。

 

鼻石全体

鼻石は、高さ約1.5m、周囲約10mですね。

 

鼻毛石町発祥の石

鼻石の横には「地名発祥の石」という看板も立っています。

 

鼻石のコケ

鼻の穴にあたる部分はコケに覆われて、よく分かりません。
しかし、直径5センチほどの穴が、鼻のように二つあるみたいです。
そこの鼻の穴の部分から草が生えて鼻毛に見えたのかな?

 

鼻毛石の鼻石全体

数十万年前の赤城山の噴火に伴い、崩れ落ちてきた石ではないかと言われてます。

 

歴史

戦国時代頃からある地名です。江戸時代に入ると大胡藩領になり、明和6年に幕府領、慶応4年に前橋藩領となっています。
1889年以前、宮城村になるまでは鼻毛石村だった。
1889年、群馬県勢多郡宮城村大字鼻毛石となる。
1993年、町内に初めて国道が通る事となる。
2004年、宮城村は、大胡町、粕川村とともに、前橋市に合併し、群馬県前橋市鼻毛石町となる。
これには続きがあり、当時「鼻毛は恥ずかしい」という理由で「鼻ケ」か「鼻カ」に変えようという案が出ました。ところが古くからの住民が「先祖伝来の地名を変えてしまうのはもってのほか」となり、結局「鼻毛石」名前は残ることになりました。

 

地名の由来

地名の由来は「鼻石」とされている。
前橋市合併前には「鼻ヶ石」と表記することもあったが、合併後統一して鼻毛石と表記されるようになった。
鼻ヶ石から鼻毛石となったのは、鼻石に草が生えており、それが鼻毛に見えたからという説が有力である。

 

 

場所:鼻毛石の鼻石
住所:群馬県前橋市鼻毛石町144
見学:無料

鼻毛石の鼻石のアクセス