甘楽町の麻場城址公園を空撮動画でご案内します!
麻場城址公園の上空を飛んだ
群馬県甘楽町は世界遺産の富岡製糸場がある富岡市の隣町。ここに指定史跡の麻場城址公園があります。空撮で動画を撮りましたので、当時の城主気分を味わいながら高い位置からご覧いただけます。
甘楽町の麻場城址にやって来ました
麻場城跡入口案内板に従って、富岡製糸場からほど近い甘楽町の麻場城址にやって来ました。ここは城マニアからも評価がそこそこ高いようで、土塁や深く鋭い空堀を見ることが出来ます。
麻場城址跡は国道254号線からも近い場所にあります。
麻場城址
麻場城は、戦国時代のこの地の豪族白倉氏の居城であり、東方約500mに存在する仁井屋城と併せて「白蔵城」と呼ばれ、典型的な別城一郭(双子城)であると言われている。
当城は、戦国時代初期の築城とされ、豊臣秀吉の小田原征伐時に前田利家を総大将とする東山道軍に攻め落とされるまで約370年間の活躍があった。
(甘楽町教育委員会の看板資料より)
築城年代は定かではないらしが、文明年間(1469年〜1487年)頃に豪族白倉氏によって築かれたと云われています。
外側をぐるっと歩ける帯曲輪が続いています。
模擬櫓風の物見台。小高い丘の先端部分の物見台からは、北側の眺めがよく確認できます。見晴は最高だけど、秋や冬の風の日は寒そう!その反対に夏は風が気持ちいいだろうね!
深い空堀が見事な麻場城址と本丸
麻場城本丸周囲には空堀がめぐってます。空堀は、上幅約15m、下幅約4m、深さが約6mの逆台形。さらに東側の堀と北側の堀のほぼ中央付近に橋を架けたと思われる穴が見つかっているようです。
麻場城本丸は、東西の南側が約60メートル、北側が約42メートル、南北約54メートルの台形状になっていました。中央には大きな木が立っていて、休憩するにも良い場所となっています。ここで弁当食べてもいいかもね!ゴミはちゃんと持ち帰ってね。
麻場城の本丸は整備され、とてもキレイになってました。本丸からの景色は四方八方から良好です。これではちょっと攻め込みづらいですよね。
麻場城址は現在史跡公園として整備されてます。一風変わった遊具あり。また、南に橋が架かり南曲輪と繋がってます。ここは地元の子供たちの遊び場かな。
麻場城の想像図がこれ。私のようなド素人には想像図がイメージしやすく有難い。
場所:麻場城址公園
住所:甘楽町大字白倉918
見学:常時無料
駐車場:無料あり
麻場城址公園の場所と地図